家族が心が帰る家づくり

ご家族の想いに応える家づくり

30年以上、家づくりの仕事をしておりますが、毎回ご家族の希望をお伺いしながら家づくりをしているため、1つとして同じ家がありません。
それぞれのご希望や家に求めること、また家族構成や1人ひとりの年齢などの違い、その後の将来を見据えた使い勝手などを考えると当然、全て違う家になると考えます。
私が最初に就職した建設会社はビル建築がメインでしたが、そこでは業務効率を追求しながら家づくりが行われていたため、画一的で同じような家ばかりとなり、当然お客様からは「使いづらい」との声が多々ありました。
また、昔の大工についても家を見ただけで「誰が作った」か分かるぐらい、特徴が似通った家づくりでした。
この根底には「家づくりに精通した職人の考えが絶対に正しい」というプロとしてのプライドがあり、またそこから施主様には一切口出しさせないという気風があったからだと思います。
勿論、知識や経験・ノウハウはプロの方が豊富ですが、その家に住むのはご家族(施主様)であり、皆さまのご希望を何よりも大切にしたうえで、プロとして正しいことは丁寧に説明しながらも、お客様の方が良いアイディアや切なる願いがあれば、それをしっかりと実用的な形に仕上げるのもプロの仕事だと思います。
このような経験から太樂工務店は、常に「人の想いに心で応える」というスタンスを忘れず、1つひとつの仕事に取り組まさせていただきます。

家族が帰り、心を寄り添い合う家

ご家族の想いに心で応えたいという気持ちから、太樂工務店では「上棟式」を行わせていただきます。
近年、ハウスメーカーや一部工務店などでは手間が掛かる上棟式を行わなかったり、敬遠していますが、家は単に寝起きする場所ではなく「大切な家族が帰る場所」であり、「笑顔溢れる心を寄り添い合う場所」であることを考えると、上棟式は欠かすことができないと考えます。
上棟式は、家を建てるにあたり、天災・火災・家族が戻らないなどの災いが起こらないよう、家を守る神様にお越しいただくものです。

  1. 屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと/木の神様)
  2. 屋船豊于気姫命(やふねとようけひめのみこと/建物の神様)
  3. 手置帆負命(たおきほいのみこと/工匠の神様)
  4. 彦狭知命(ひこさじりのみこと/工匠の神様)
  5. 産土神(うぶすながみ/地の神様)

地鎮祭と上棟式を行うことで、土地を沈めて家族が幸せになる場所である家を守っていただくのです。
人の想いに心で応え、土地に感謝しながら家をつくり暮らしていただく--- 太樂工務店が上棟式を大切にする理由です。

家づくりにあたって

太樂工務店では、家づくりにあたって「イメージを明確に共有する」ことを重視しています。
家づくりの最初として、家族構成や全体的なご希望のほか、1人ひとりの趣味やそれぞれの細かなご要望(お子さまもの含め家族全員のご要望)をお伺いし、図面のタタキ台を作ります。
このタタキ台をもとに専属の設計士に図面を作ってもらい、生活導線などを含め十分ご納得いただけるまで打ち合わせを重ね、図面を修正しながら仕上げていきます。
基本的にこのプロセスだけで半年ぐらい掛かります。
逆に言えば、最初から明確なイメージが無い限り、大幅な期間短縮をご希望される場合は、施工をお断りさせていただくことがあります。
ご家族に心から喜んでいただく家づくりのために不可欠なプロセスですし、ここまで時間を掛けてイメージを作り上げるハウスメーカー・工務店も多くは無いと思います。
全ては「大切な家族が帰り」「笑顔溢れる心を寄り添い合える」家を作るためです。

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